時計好きならご存知、アメリカの歴史ある時計メーカー「ブローバ(BULOVA)」のトノー型手巻き機械式腕時計をお売りいただきましたので、写真とともにご紹介です。
1950年代のブローバのトノー型時計を買取
まずはどうですか、この美しいトノー型ケース。
現代のトノー型ケースの時計ブランドといえば、「フランクミュラー」ですが、この1950年代の各時計ブランドのトノー型アールデコケースもとても美しく、ケースとともに特徴的な風防やラグ形状のモデルも多いです。
1950年代頃はこういったアールデコケースの手巻き時計がアメリカンブランドを中心に豊富なバリュエーションで生産されました。
このブローバのディテール写真
文字盤のロゴは少々かすれかけていますが、ゴールドの植字インデックスや、アラビア数字(偶数)とスモールセコンド仕様で、アンティーク時計らしいデザインでとても良い雰囲気です。
長針・短針も、文字盤のカーブに沿って、綺麗に湾曲しています。
このプラスチック風防の盛り上がり感もまた、この時計の特徴です。ケースの湾曲に沿うようにカーブされた風防は、高級感もあります。
金メッキケースのゴールドの輝きは美しく、風防とあいまって、当時の高級感を垣間見せてくれるかの様です。
竜頭もブローバ純正のものです。
ラグの形状は面白い形をしています。この時代特有のものですね。このラグもケースや風防と共に、アンティーク時計の雰囲気にマッチしています。
裏ブタはシンプルに。シリアル番号・ステンレススチール製と刻印があります。裏ブタは比較的美しい状態でした。
角型ケースは腕にフィットしやすいので、男性でも女性でも着けていただける時計です。
裏ブタを開けると、搭載するムーブメントは、17石の「Cal.10BT」です。
この機械は1950~54年に製造された手巻き式のもので、お売り頂いたこちらはキレイなコンディションを保っていました。
今回買取したブローバのまとめ
このブローバには、お売り頂いた時点でベルト・尾錠は付いておりませんでした。
本体のみのお買取です。もちろん、ベルトが無くても時計買取は可能ですので、ご安心ください。
ゼンマイの巻上げ・動作は一通り問題なく、文字盤の経年劣化はありますが、それくらいで、ムーブメントの状態はそこそこ良く、高価買取させていただきました。