1948年、イングランドの古城ハドンホールのタペストリーからヒントを得て誕生した、「ミントン」の中でも最も有名なシリーズである、「ハドンホール」。

ミントン、ハドンホールのカップソーサーをお買取

ミントン(Minton)は、かつて存在したイギリスの陶磁器メーカーで、1856年から王室御用達となりました。
ですが、2015年、親会社ロイヤルドルトンが買収され、WWRDグループホールディングスの一員となり、ミントンブランドは廃止されましたので、今ではもう販売されていません。


パッションフラワーやパンジーなどの花が図案的に描かれた総柄で、約12色と色使いも多彩。
ミントンはもちろん、他のメーカーのものと比べても際立つ個性を放っており、また、器のボディには波打つような「ファイフ・シェイプ」が採用されています。
この絵柄を開発の際、ピンクやグリーンを基調にしたカラーと、ブルーやレモン色を基調にしたカラーの2案が出され、前者が商品化されたそうです。
ブルーを基調とした案のデザイン画は、その後行方不明になっていましたが、44年後に発見され、現在はハドンホールブルーとして発売されています。


今回お売り頂いたハドンホール
今回お売り頂いたこちらは、美しいカップ&ソーサー5客セットです。
ハドンホールの中でも人気のモデル。ユーズドでしたが、ほとんど使用せずにきれいな状態でした。
もちろんキズや汚れのない、程度がいい物ほど、高価買取が可能です。

今回お売り頂いたハドンホールに限らず、ミントンの食器や陶器は、つねに高くお買取ができる陶器ブランドの1つです。
わずかなカケや、キズ程度であれば、ミントンはお買取が可能なのです。