マニュアル機のスタイルにAF機構を搭載したF一桁シリーズの4代目。
その優れた操作性で現在でも人気があるモデルを買取です。
ニコンのプロ用フラッグシップ一眼レフであるF一桁機を買取
ニコンF4は、ニコンのF一桁機のなかではじめてAF(オートフォーカス)を採用したカメラ。
まだ各カメラメーカーがAFに最適な操作系を模索していた時期に開発されたために、MF時代の操作系を色濃く残しています。
いま、ニコンF4を中古で使う意味とは何でしょうか。
それは古い時代の中古レンズから現代の最新レンズまで使える幅広い互換性にほかならないでしょう。
そして、MF一眼レフカメラが完成した後に開発されたゆえの、MF機としての非常に高い完成度も魅力といえるでしょう。
もちろんF一桁機ならではの堅牢性も折り紙つきです。
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シャッターダイヤルはMFカメラと同様、ボディ上面、軍艦部に備えられています。
また絞りの操作もレンズ根本の絞りリングで行います。
基本的に、中古マニュアル一眼レフが使える方なら操作で迷うことはないでしょう。
ファインダーの見やすさは、かなり素晴らしいです。
もちろん露出情報も見やすく表示されるので、さまざまなMFニッコールレンズを非常に快適に使用することができます。
F一桁のなかでは、もしかすると最も中古で人気がないかもしれないニコンF4。
しかしながら、「フィルムを楽しむ」ための実用性の面では、他のF一桁を軽くしのぐカメラなのです。
F4のスペック
形式 | 35mmフィルム一眼レフカメラ |
シャッター | B、4秒〜1/8000秒(マニュアル時) 30秒〜1/8000秒(シャッター優先・プログラム時) 電子式 縦走り金属幕フォーカルプレーンシャッター |
露出計 | TTLマルチパターン測光 TTL中央部重点測光 TTLスポット測光 |
AE | 絞り優先AE シャッター優先AE プログラムAE |
ファインダー | 交換式 アイレベルファインダー(マルチフォトミックファインダー)装着時: 視野率約100% 倍率約0.75倍 |
レンズマウント | ニコンFマウント(AF接点付き) |
対応レンズ | AFレンズ(Gタイプ):Pモード・Sモード使用可能 AFレンズ(Gタイプ以外):全機能使用可能 Ai-S、Aiレンズ:Aモード、Mモード使用可能(MF) F3AF用レンズ:Aモード、Mモード使用可能(AFにも対応) 非Aiレンズ:Aモード、Mモード使用可能(絞り込み測光) |
連射速度 | 4.0駒/秒(F4) 5.7駒/秒(F4S) 5.7駒/秒(F4E) |
電池 | 単3乾電池4本(F4) 単3乾電池6本(F4S) 単3乾電池6本もしくは専用バッテリーパック(F4E) |
発売年 | 1988年(F4) 1988年(F4S) 1991年(F4E) |
F4カメラを高く売るには?
エコステージでは、レンズや三脚、プリンターやカメラ関連アクセサリーも買取しております。
F4に限ったお話ではありませんが、フィルムカメラを売る際には、いらなくなった関連機器も持っていって一緒に売りましょう。
それほど高額ではないかもしれませんが、値がつくものがあるかもしれません。また事前に売れるものかどうかわからない場合には、直接店舗に問い合わせをしてみて下さい。
実際に店舗に持ち込む場合には、埃をはらうなどある程度きれいにしてから持ち込みましょう。汚れた状態で持っていった場合には減額される可能性があります。
まとめ
今回お売りいただいたモデルは、1988年に発売された、ニコンF4のなかでも基本となる機種です。
装着されているバッテリーパックはMB-20。
連射速度は4.0駒/秒、使用電池は単3乾電池4本となっています。
綺麗な状態でしたので、高価買取させていただきました。