10分でわかるブランド査定の仕組み

エコステージの査定の仕組みについて

エコステージがお送りするリユースに関する様々なコラム集です。こちらは「査定の仕組み」に関してお知らせしたコラムページとまとめになります。

査定の流れを知れば買取価格も上がる？

買取の前に必ず行われる査定スタッフによる商品査定。
現在は偽物対策も進み、細部まで本物であるという証明が施されている製品も多いし、証明書も各ブランドごとに発行されている。それでもなぜ買取り時に必ず細かいチェックが行われるのだろう？

査定を行う理由は大きく２つある。

１、商品自体の価値を確認するため
ブランド品の中にはランクと呼ばれる、同一商品でも価値に違いが出ることがあり、ハイブランドになるとほぼ全てが手作業で作られているため、自ずと出来は完成品ごとに違ってくる。出来が良いものは高く、あまり良くないものは少し低額で取引されるため、買取スタッフは査定で商品の出来を細かく確認するのだ。

２、真贋のため
偽物対策も進み、本物証明書も発行してもらっていても必ず真贋は行われる。ここまで準備して買い取って貰おうというのに疑われているのだから心外に感じるかも知れない。しかし、偽物対策が進む中、偽物もより本物へと近づいてきており、偽物対策が施されれば同じように対策し、証明書だって今や簡単に複製・捏造することができるのだ。査定とはそういった製品の中からしっかりと商品価値を見定めるための重要な要素である。

↑ PAGE TOP

実際の査定の流れ

買取査定は下記のような流れで行われる。
特に重要なのは最後に行われる「現物確認」だと言える。
ここで大まかな商品価格が決定されるので、査定員がどういった箇所を確認するのか把握していれば買取価格UPにも繋がるのでぜひ覚えておいてほしい。

１、ブランドの確認
まず確認するのが、どこの【ブランド】であるか。ブランドを見るだけで生産国、特長、価格帯など多くのことがわかる。買取スタッフはそれらを把握しており、どういった商品なのかを瞬時に調べている。

２、備品・付属品のチェック
どこのブランドか調べたら次は商品本体の査定を行うのではなく、備品を確認する作業を行う。査定は外から中へと行うのが基本なので、始めは外部の箱や包装、付属品全てを見ることとなる。特にハイブランド製品にはギャランティカードと呼ばれる証明証は査定において、商品の本物を見極めるために非常に重要である。この段階でのチェックは価格調査のためではなく、本物であるかどうかの確認をする。

３、損傷・ダメージのチェック
ここからが商品価格に大きく関わる工程だ。商品の損傷・ダメージ具合をチェックして、新品にどれだけ近いかを確認する。新品に近ければ近いほど、買取価格も高くなるため買取に持ち込む商品はなるべく綺麗に保管しておこう。それでは買取スタッフはどういった箇所をチェックのするのかをご紹介する。 1. 全体の使用感まず確認するのは全体の様子・使用感である。実際に店舗に置いたときに汚い見た目であり、使用感を遠目からでも感じられるようならばその商品は査定がかなり下がるだろう。できるだけ外面は綺麗でないと、次にその物を欲しいと思う方も少なくなるので、全体の使用感は買取価格に大きく影響を与える。 2. 傷やダメージの大きな箇所の確認バッグや財布など何にしても様々な箇所で金属を使っているものが多い。金属は傷がつきやすく取ることもできないので、大きな傷があるかどうかを確認する。また、大きなダメージや傷が無いかどうか確認する。そうすることで、その商品が頻繁に使用されているか、長くしまわれていたかもわかる。 3. ロゴなどの印字、エンボス部分のチェックどのようなブランド品でも欠かせないロゴは、その商品がどこの製品なのかを証明するための証である。ブランドを重視して購入する人も多く、ロゴが消えかけていたり汚れていたり、取れていれば商品価値が下がる場合がある。外面はもちろんのこと、内部のロゴもしっかりと確認する。