ペリカン(pelikan)の査定について
スーベレーンシリーズで有名な、世界中の筆記具ブランドの中でも人気を誇る、ペリカン(pelikan)。中古品・ビンテージモデルを問わず、ペリカンの万年筆・ペンは、手入れをすれば末永く使うことができます。
■ペリカンのペンや万年筆の高価買取につながる大事なポイントとは?
それは、ペン先・ボディの「状態・程度」がいかに綺麗か、ということです。特に、スーベレーンシリーズは人気ですので、状態によって大きく左右します。
また、ビンテージモデルにおいては「付属品」も大事な査定基準の1つです。例えば廃盤モデルや世界限定モデルは数に限りがあるので、箱などの付属品も価値があります。
万年筆のお手入れ方法
せっかく買ったペリカンの万年筆が書けなくなった・・ペン先に損傷はないみたいだけど。
と言われる中で一番多い原因は「インク詰まり」です。
インクの水分が蒸発してペン芯、ペン先などにインクの成分が固まって詰まっている状態です。 万年筆は長期間使用する予定がなかったり、インクを交換する時には洗浄が必要となります。
1 | 1コップに水か40度前後のぬるま湯を用意します。 |
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2 | ペン先ごとコップに入れます。ペリカンの万年筆はペン先がK18やK14など繊細な金無垢が多いので、注意を払って行いましょう。 |
3 | 通常1~2時間コップに入れておけば洗浄できますが、しばらく万年筆を使用せずに放置していた場合は、寝る前にぬるま湯に入れて一晩置くとより効果的です。 |
4 | ペン先を入れた直後は水がインクで濃く染まることがあるので何度か交換してきれいな状態で行ってください。 |
5 | コンバーターの場合は、コンバーターを装着したままペン先をコップに入れてインクを吸入するように水を繰り返し出し入れすることで洗浄する事ができます。汚れがひどい場合はコンバーターを取り外しカートリッジ同様にペン先ごと洗浄してください。 |
6 | コップからペン先を取り出したら首軸からペン先に向けて流水で洗い流し、柔らかい布で水分をよく拭き取り、乾かして洗浄は終了です。 |
ペリカンの万年筆は使うほどに手に馴染む筆記具です。毎日少しずつでも書いてみてください。
使い続けることで自分にあった書き心地になります。また、書くという行為が万年筆にとって一番のメンテナンスにもなります。
特にペリカンの万年筆は大変繊細かつ丈夫に作られています。大切に正しくお使いいただければ万年でも使えると言われる筆記具です。
下記の万年筆を高価買取中です
エコステージでは、ペリカンの下記の万年筆やペンを高価買取中です。
新品・中古はもちろん、ペン先などにダメージがあっても高くお買取りできます。
ペリカン/pelikan 万年筆 スーベレーン 400シリーズ | ペリカンの代表作の1つ、スーベレーンのM400です。こちらは状態が悪くても高価買取しています。 |
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ペリカン(pelikan)の歴史
【革新と信頼の独逸ブランド、Pelikan】
化学者のカール・ホーネマンが油絵具や水彩絵具、そしてカラーインクの製造を行ったことに起源するペリカンの歴史。
1838年4月28日、最初の価格表が作成され、その日を会社創立日としてスタートします。
絵具から学童向けの必需品を生み出す一方、プリンター用のトナーでも知らぬ者はいないとされるペリカン製品。そんなペリカンブランドが万年筆、筆記具として有名になるきっかけが
1871年に会社を譲り受けたギュンター・ワーグナーの登場です。
1879年にドイツでも最も早い時期にペリカンブランドを安心の証とし、商標登録を完了。製品を宣伝する事の重要さを証明します。
1884年に万年筆の特許を取得したウォーターマンに次ぎ、2年後にはインク製造を開始。
1929年、それまでレバーやスポイト式の万年筆が世間を賑わす中、インク内蔵量や安心度の改善を求め革新的な新システム、ピストン式吸入機構の特許を取得。透明ペリカン万年筆やかのモデル100、#100コレクションが誕生します。
1938年には早くも100周年を迎えたペリカンブランド。100Nシリーズが新登場するなど市場を席巻する中、1950年。数年に渡る開発期間を経てペリカン400が登場します。
グリーンと透明の縞模様を持つ胴軸は、今日も尚ペリカンを象徴する顔ともいえる商品となります。万年筆市場の熱が冷めていく中、安定した製品を制作し続けるペリカン。
1980年代、日常的な使用に比べ手紙や署名、所謂ステータスシンボルとしての価値が高まる中、モデル400の復刻版スーベレーンM400が登場。
下降気味であったペリカンが再び眩く上昇気流に乗り羽ばたいた瞬間でもあります。
以後、数々の復刻品、限定品、日本の蒔絵とのコラボ商品。多くのファンを虜にし、世界中に安心のドイツブランドとして逸品を発表し続けたペリカン。
2018年にはいよいよ創立180周年を迎える世界を代表する筆記具ブランドです。
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