IWC/オールドインターのビッグケースモデル
時計買取専門店、エコステージ元町店です。
本日お買取の時計はこちら。
コンディションの良い「IWC/オールドインター」が入荷しました。
美しいシルバーカラーの文字盤。
大きめの日付表示がGOOD。
当時のインターの時計のダイヤルは、植字のドットや針の仕上げ・質感がよく、
価格以上の品質です。(現行モデルももちろん良いですが)
オールドインターの各ディテールを見てみよう
筆記体のインターナショナルウォッチカンパニー表記。
アップライトのIWCロゴもかっこいいです。
カレンダー部分もメッキで縁取られています。
竜頭は魚竜頭ではありません。ですが純正品と思われます。
通常のモデルより一回り大きな、通称ビッグケースと呼ばれるもの。
特徴的な太めのラグが、現代でも通用する存在感を醸し出しています。
裏ブタはスクリューバック式で、防水性も当時は高かったと思います。
パッキン交換、OHを行えば、今でも非常生活防水なみに使えるかもしれません。
この時計のコンディションについて
オリジナルのシルバー文字盤には目立つような劣化が見られず、非常に美しい顔をしています。
裏蓋は防水性の高いスクリューバック式。 通常のサイズより一回り大きいビッグサイズケースもポイントです。 ケースには年式なりの小傷がありますが、致命的なダメージの無い、程度良好な個体です。
搭載のムーブメントはペラトン式自動巻「Cal.8541」です。
ハック機能なしのモデル。
キャリバー8541はIWCが当時自社開発した最終ムーブメントです。クオーツショックを前に完成されたムーブメントと言えるでしょう。
他のオールドインターと比べてみる
藤田持参のK18製オールドインターと。
この金無垢インターの方が年代が古いです。ラグの細さなどが際立っています。
続いてヨットクラブと。
ヨットクラブは立派なスポーツモデルで、オールドインターでも人気は高いですが、
ヨットクラブよりも少し大きく、太いラグのケースです。
このビッグケースがいかに立派なケースサイズがお分かりいただけるかと思います。